タヒチへのハネムーン(新婚旅行)での島選びで知っておくといいポイント
ハネムーナー憧れの地、ポラボラ島。ラグーンに浮かぶ水上コテージとど こまでも続く白浜が、誰をも魅了する場所です。一方、多くのリピーターを惹きつけてやまないモーレア島には、雄々しい山々がそびえ立ちます。最大の人□を抱え、人々の活気であふれるタヒチ島には、現代と過去が交錯するでしょう。そして、知る人ぞ知る隠れ家リゾートのある島に、歴史文化が詰まった島・・・・・・。フレンチポリネシア(タヒチ)にはそんな個性豊かな島がいくつも点在しているんです。ぜひタヒチを訪れる際は、このポイントを押さえておいてくださいね。
ソシエテ諸島
タヒチ旅行の玄関口となるタヒチ島、世界中の八ネムーナーを魅了してやまないボラボラ島やモーレア島があるのがこのエリア。澄み切ったラグーンに浮かぶ水上コテージとその背後にそびえ立つ緑深き山々…。そんなタヒチのイメージがまさにぴったりの場所です。
悠然とそびえ立つオテマヌ山を背景に、ブルーのグラデーションを描いた穏やかなラグーンが広がる。ここでは、ぜひ水上コテージに滞在して、贅沢なひとときを過ごしたい。本島を目む透き通つたエメラルドグリーンやブルーグリーンのラグーンが魅力的です。
美しい山並みが印象的で、かつてゴーギャンが「古城のような」と称えたほど。タヒチ島から高速船で30分という近さにありながら、のんびりとした自然が広がっている。海岸線まで山が迫った風景がこの島らしい。ハートアイランドと呼ばれています。
フレンチポリネシア最大の島。首都パベーテには約2万2000人が暮らす。近年では、タヒチ島だけに滞在し、ショッピングやカルチャーアクティビティを楽しむ人も増えている。フレンチポリネシアの首都だけあって、都市と海のコラボレーションがすてきです。
ツアモツ諸島
海抜の低い環礁がいくつも集まっているエリア。それぞれの島はリング状の珊瑚礁から成り、中央に美しいラグーンを作り出しています。特にランギロア島には世界2番目の大きさを誇るラグーンが広がり、世界各国の多くのダイバーたちを魅了しているスポットです。
緑濃きジャングルが広がり、タヒチ最大のパニラ産地として注目を集めている島。
ラグーンはもちろん、島を取り囲むように並ぶモトゥ(小島)の美しさはポリネシア随一ともいわれています。ココナッツ林、 トロピカルフラワーなど草花と緑に覆われ、たたわに実るマンゴーやパパイヤ、ライムなど自然の恵みも豊かです。
また、美しいラグーンでは黒蝶真珠の養殖も盛んに行われ、高品質のパニラの栽培とならび、島のメジャーな産業になりつつあります。ツアーに参加してそれらのファームを訪れたり、高台の展望台から絵のように美しい景色を眺めることも可能です。今後ますます、リゾート地として注目を集めることになりそうな島ですね。
タヒチ島から北東に350km、ツアモツ諸島の中心となる島がランギロア島。ダイバー慎れの島で巨大なラグーンでは、マンタやマダラトビエイなどの大物に頻繁に出合うことができます。
小さなモトゥ(小島)がつながった形で陸地を造っており、その外周は200kmにも及びます。その真ん中に広がっているのは海。海とはいっても珊瑚礁に囲まれたラグーンで、長さ約80km、幅20kmもある世界で2番目の大きさ。ダイビングのライセンスがなくても海と魚群の美しさは楽しめるまさに天然の水族館です。
タヒチ島などに比べるとまだまだ訪れる人も少なく、人々の生活は素朴で、人懐っこい笑顔からは常に優しさを感じるでしょう。日本人の悪い癖で、何かしていないと時間をむだにしているような気持ちにおそわれるかもしれませんが、時には「何もしない贅沢」を満喫してみるのもいいでしょう。そんな島です。
タヒチ島から北西に約300km、ランギロア島からは14kmほどしか離れていない隣に位置する美しい環礁に守られた宝物のような島。ランギロア島と同じように楕円形の環礁で、リーフ・パスと連なるモトゥ(小島)から成ります。
ラグーンには海の生き物が豊富に生息し、マンタやバラクーダ、イソマグロの群れが通るツヘイアパ・パスは人気のダイビングスポットとなっています。
大型のラグジュアリーリゾートが2001年にオープンしてから、脚光を浴びるようになったのですがそれでも島の様子はまったく変わらず、島民はシンプルなライフスタイルを保ち続け独特の魅力を放っています。